退職して気づいた“余白”の大切さ|働き方を見直した日

退職した帰り道、カバンは軽いのに、心の中はずっしり重かった。
「これでよかったのかな」という不安と、「もう頑張らなくていい」という安堵が入り混じっていた。
そんな“あの日”のことを、いま振り返ってみます。

やめたことじゃなく、「やっと休めた」ことが涙の理由だった

人間関係に悩み、体調を崩し、
「続ける」ことがしんどくて、でも「辞める」ことも怖かった。
退職は、逃げにも敗北にも感じてしまう——そんな気持ちとの戦いでした。

何も予定がない朝、陽の光が気持ちよくて、お茶を飲む時間がやさしくて。
「余裕」がなかった自分に、初めて気づいた瞬間でもありました。
泣きそうになったのは、張りつめていた何かがほどけたから。

ずっと休むのも逆にしんどくて、
でもある日ふと「また働いてみたいかも」と思えた。
それは、無理やりじゃなく、自分の中から生まれた「動きたい」でした。

編集部より|“わたしらしく働く”準備期間としての退職

退職することは、終わりじゃなく再スタートの準備かもしれません。
正社員じゃなくても、キャリアが途切れても、「わたしが笑える」働き方を選びたい。
そう思えるようになったことが、いちばん大きな一歩でした。

まとめ|手放してみたら、ほんとうに必要なものが見えた

働き方を変えることは怖かったけど、
「自分で選びたい」と思えた今のわたしのほうが、ずっと自由。

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